ティーバッグに関するマイクロプラスチックについて

ティーバッグに関するマイクロプラスチックについて

Regarding microplastics in tea bags

近年、ティーバッグ資材からのマイクロプラスチックに関する報告がなされており、日本紅茶協会でも把握しております。
プラスチック製品は日常生活に密着をしている一方、環境への流出や人体への影響が懸念されており、日本を含む世界各国でマイクロプラスチックの調査等が進められております。

WHO(世界保健機関)

飲料水を介したマイクロプラスチックの摂取は、ヒトへの健康リスクは小さいものの、さらなる研究が必要である。

FAO(国際連合食糧農業機関)

魚介類からマイクロプラスチック経由で摂取する化学物質の量は、食品全体で摂取する量の0.1%未満であり、食の安全を脅かすとはいえないが、十分な知見が得られていない。

BfR(ドイツリスク評価研究所)

現在の知見によれば、食品中のプラスチック粒子がヒトに健康リスクをもたらすとは断定できない。空気、ほこり、飲料水、食品、化粧品などを介してマイクロプラスチックに接触する可能性があるが、様々な接触経路の割合について、信頼できる見解を述べることはまだできない。試験の方法、データの不足、データの質が統一されていないため、研究報告同士を比較や評価することが難しい。

これらの評価は現時点での知見に基づくものであり、今後の研究によって新たな知見が得られる可能性があります。
日本紅茶協会では引き続き、皆様が安心して紅茶を楽しめるように、最新の情報を収集し対応してまいります。

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